■4日
八朔祭 松尾大社
豊作祈願はじめ風雨安穏、家内安全も祈願されます。奉納相撲、嵯峨六斎念仏、お酒の神様をまつる神社らしく酒樽で作られた子供神輿、女御輿の舟渡御もある大きなお祭りです。
■9日
烏相撲・重陽神事 上賀茂神社
重陽の節句のこの日、神事後子供達による烏相撲が奉納されます。白装束の刀弥(とね)による「カーカーカー」「コーコーコー」のユーモラスな呼び声で有名な烏相撲は、上賀茂神社の祭神の祖父である賀茂建角身命が神武天皇東征の折、不思議な大烏となって先導を務めたとの伝説と、悪霊退治の信仰行事としての奉納相撲が一体化したといわれています。
重陽祭 車折神社
菊の挿頭(かざし)をつけての舞い姿はすっかり京の初秋の風物詩になった感がありますが、平成9年に130年ぶりに再興された催事です。菊酒も振る舞われます。
重陽の節会 虚空蔵法輪寺
菊は長寿の効果があるとされており、重陽の節句の前の晩に菊に綿を被せ、これに降りた露で霊薬を得て長寿を保たと伝得られる菊慈童の像の前に、きせ綿をした菊花をそなえて供養します。 謡や舞も奉納されます。
■10日~12日
観月の夕べ 大覚寺・広沢池
22日は宵宮祭で湯立神楽奉納や迎え提灯のお練りなどがあります。23日の本宮には維新少年鼓笛隊を先頭に、鉾、八乙女、神輿などが続き、時代祭を彷彿とさせる賑やかさです。
■11日
御田苅祭 大原野神社
享保年間より今日まで270年間杜絶えることなく続いてきている神事で、五穀豊穣を奉謝して神相撲が奉納されます。
■12日
明月祭(芋名月) 北野天満宮
仲秋の名月の日、月見団子やずいき、里芋などを供えて観賞することから別名「芋名月」とも呼ばれています。
■15日
義経祭 鞍馬寺
幼少時代を鞍馬で過ごした牛若丸、その魂は没後鞍馬山に戻り「遮那王尊」となって祀られているとか。義経を偲ぶ法要の後には、華麗な鞍馬流居合術の演舞が披露されます。
石清水祭 石清水八幡宮
賀茂祭、春日祭とともに旧儀による三大勅祭の一つに数えられる石清水祭は、王朝盛時における高尚典雅の風を現代に伝える貴重な文化財です。神幸列は、弓、鉾、神宝、童子童女、神人と、総勢500人にも及ぶ盛大さです。
■17日~19日
萩まつり 梨木神社
境内に咲きそろう約500株もの萩の花。訪れた人々の献句の短冊が枝に結ばれ雅を添えます。鈴虫の奉納や狂言、舞踏、琴の演奏などもあり、初秋を彩る歳時記として親しまれています。
■18・19日
豊国神社例祭 豊国神社
祭神である豊臣秀吉の命日は新暦9月18日、神事の後、舞楽の奉納が行われます。19日は茶道薮内流家元による献茶式が行われます。
■22日
ぜんそく封じ・へちま加持 赤山禅寺
この寺院の御本尊「赤山大明神」に花をお供えするため、比叡山延暦寺の千日回峯行の701日から800日の間、毎日往復30kmを通う「赤山苦行」で有名。
中秋の名月に合わせて「へちま加持」が催されます。加持を受けた「へちまの御符」を持ち帰り祈願するとぜんそくに効き目があるといわれています。
■22日・23日
晴明祭 晴明神社
22日は宵宮祭で湯立神楽奉納や迎え提灯のお練りなどがあります。23日の本宮には維新少年鼓笛隊を先頭に、鉾、八乙女、神輿などが続き、時代祭を彷彿とさせる賑やかさです。
■23日
高瀬川 舟祭 高瀬川一之船入付近
高瀬川の水運の起点「一之船入」(復元された「高瀬舟」が浮かんでいます。)あたりで催される舟祭は、舞妓さんによるお茶の接待もある、初秋の京の楽しみな行事です。
■26日
櫛祭 安井金比羅宮
使わなくなった櫛やかんざしに感謝し供養する、京都らしいお祭りです。 神事の後、拝殿で舞踊「黒髪」が奉納され、各時代の髪型に髪を結い衣装をまとった華やかな行列が神社周辺を練り歩きます。必見は、カツラを使わず全て地毛で結い上げてあることです。日本髪の美しさと結髪の技術のすばらしさをぜひご覧下さい。
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※無料と断ったものには数に限りがあります。またそれ以外は授与料等が必要です。
コメントを残す