京都の人気観光地として人気の嵐山。
なかでも竹林などは世界中で大人気で多くの人が訪れます。
今回は混雑を回避しながら巡る「嵐山観光モデルコース」をご紹介します。
ちょっとした移動の裏ワザもありますのでご参考ください。
京都駅から嵯峨嵐山駅へ
京都駅から嵯峨嵐山へのアクセスはJR嵯峨野線が便利。
京都駅からも嵯峨野線一本でスムーズに行けるので、大変時間の節約にもなります。
もちろん、京都駅前から市バス28系統「嵯峨大覚寺行き」乗車で嵯峨嵐山でいけますが、本数が少なく(1時間に3本)乗車時間が長い(約1時間)もかかります。
失敗例として京都観光は市バスが便利である話を聞いたため、京都駅から一時間かけて嵐山に行ってしまう人の話を聞きます。
JR嵯峨嵐山へ到着
駅を降りるとすぐ右に人気のトロッコ列車があります。
秋は紅葉、春は桜と季節に応じて楽しむことができるトロッコ列車は大人気ですが、今回は時間の関係で乗りません。
一旦乗ってしまうと、保津峡経由で亀岡まで行って返ってくるのに時間がかります。
亀岡から保津川下りで帰ってくるという方法もありますが、なかなかハード。
また、人力車による呼び込みがありますが、今回は数多くのスポットを巡るために効率よく巡る嵐山観光モデルコースを紹介します。
ありがちな嵐山観光モデルコースは?
駅を降りてすぐ渡月橋で記念写真。
その後、野々宮神社に行って竹林散策。
食べ歩きしてぶらぶらして終了・・・。
といった感じとなると、せっかく京都に来たのにもったいない!!
嵐山エリアには京都らしい魅了あるスポットがまだまだ点在しています。
特に嵐山では多くの観光客が竹林を目的に訪れるのですが、その竹林を見ると満足してしまうのか、それ以上は求めません。
竹林をより奥には魅力ある場所が点在しているのを知らないだけですが、祇王寺の苔がすばらしいこと、二尊院の紅葉や青もみじが素晴らしいこと、何百年前の家屋がのこっている平野屋があること、何千ものら羅漢像がある愛宕念仏寺があること、そういった場所も効率よく観光しましょう。
渡月橋へ
まず初めに向かうのは定番の「渡月橋」。
JR嵯峨嵐山駅へ駅から「渡月橋」までは徒歩で10分ほど。
橋の少し下流からの眺めはよく目にする定番の写真スポットです。
とりあえず、記念写真を!!
効率的な嵐山観光モデルコース
多くの観光客が渡月橋を見たあとは竹林などの有名スポットへ向かいます。
しかし、人人人・・・、観光シーズンであれば混雑して効率的な観光ができません。
せっかくの、京都らしい雰囲気が台無しです。
そこで、嵐山の北に位置する愛宕念仏寺から下って竹林エリアに向かう裏ワザ的なコースをお教えします。
通常、渡月橋から竹林へのコースが王道ですが、まず始めにバス移動して嵐山エリアの北側から観光することで効率よく嵐山観光ができるます。
人も少ない観光スポットを巡るので京都の雰囲気を合うわうことができるのです。
渡月橋を渡ったバス停から嵐山観光は始まる
京都バスの「嵐山公園」から94系統、嵯峨釈迦堂前経由、大覚寺・清滝にのって愛宕念仏寺まで乗車します。
車内は比較的すいていますが、このバスは一時間に1本しかありませんので注意が必要です。
詳細はを時刻表の写真をクリックして確認してください。
予め乗車するバスの時刻を決めておき、行動しましょう。
目安として『9:16』『10:16』が観光には良い時間でしょう。
バス停「嵐山公園」からは京都駅まで行くことができるのですが、時間もかかり、大きな荷物を落ちながらの移動はなかなか大変。
そういった場合はJRを利用するのが最適だと言え、大きな荷物を持ちながらの観光はしんどいので、観光が最終日でお土産や荷物はキャリーバッグに入れて宅急便で先に自宅へ送って置くのも一つの方法です。
星のや京都の乗船場
バス停「嵐山公園」の少し進んだ場所に星のや京都まで行く乗船場がありますが・・・。
なんと、宿泊先まではこの船でしか行くことができません。
春や、紅葉のシーズンなどは乗船しながら見る嵐山の景色はそれだけ、価値のあるものになります。
一度は泊まってみたい星のや京都は、嵐山観光に最適な宿泊施設といえるでしょう。
京都バス清滝行きに乗車
「嵐山公園」から94系統に乗って、大覚寺を経由して「愛宕念仏寺」で下車。
清滝には愛宕神社へ参拝する人が見られます。
この愛宕神社は全国に約900社を数える愛宕神社の総本宮として愛宕山の山頂にあり火除の神様として京都では有名です。
京都市内の料亭や多くの飲食店ではこの愛宕神社の火除の札が貼ってあるので、カウンター越しのお店であれが見つけてみるのも京都旅行の楽しみですね。
途中は山道を登っていくのですが、これを徒歩で歩くととても大変ですが、バスを活用して後は下りながら歩いて観光できるので、楽々嵐山観光ができるわけです。
乗車時間はおよそ20分。
車窓を楽しみながら乗っているとあっという間に到着します。
人気の竹林まで比較的観光客も少なく、京都らしい雰囲気が感じられます。
愛宕念仏寺
バスを下車してすぐ目の前にあるのが「愛宕念仏寺」。
寺内には1200もの羅漢像がありスピリチュアルな雰囲気たっぷり。
ここまでくると、少なく混雑といったことはありません。
今回は2019年の11月20日の平日の訪れましたが、この時は年配のグループと外国人観光客の数組だけが参拝していました。
人気の竹林などと比較するとゆったり観光できました。
何十年もかけ、少しずつ増えていった羅漢像はそれそれ顔が違い、温かいをが感じられます。
像についている苔も良い雰囲気。
境内は急斜面になっていますので、年配の方や車椅子での移動は難しいので注意が必要です。
アニメ聖地巡礼として、るろうに剣心のエンディングにこの念仏寺のシーンがあるようで、そのくらいおすすめのスポットです。
いくつもの羅漢があるお寺。
西村京太郎の十津川警部シリーズ でこの愛宕念仏寺のことが書かれているので機会があれば一度読んでみてください。
本のタイトルはわすれました・・・。
平野屋
愛宕念仏寺の少し下った場呂にある「あゆよろし」の平野屋。
この場所はよくCMなどで利用されていて、その昔、ホンダフリードのCMで「ショーン・レノン」がこのロケーションでCMをしています。
このお店では絶品の鮎を食べることができます。
お茶や和菓子を食べながらお店の前にある楓の木や朱色の鳥居をみながら、ほっこりするのも贅沢な時間です。
400年前以上もの前から鮎問屋(近くに保津川があり美味しい鮎がとれる)をしている平野屋は江戸時代を思わせる佇まい。
建物も相当歴史があるようで、これを見るだけの価値はあります。
料理は地元の山で取れた素材を生かした料理で、鮎の季節は6月から10月中頃まで。
この鮎を目当てに遠くの他府県からくる人もいるのだとか。
京都の鮎で有名なのは保津川や美山。
私も小さい頃に近所の釣り好きの人に保津川鮎を頂いて、鮎だけでお腹いっぱいになった記憶があります。
アニメ「おいしんぼ」で海原雄山と山岡との鮎対決があるのですが、山岡が使用したのが保津川の鮎でした。
結果として勝負には負けてしまいましたが、保津川の鮎は日本一の鮎と言って過言ではありません。
その絶品の鮎をこの平野屋さんでは食べることができます。
このような歴史ある建物やロケーションで頂く料理は格別でリピーターも多いのだとか。
夕方からの食事が終わって外にでると辺りには電灯などは少なく、暗闇につつまれます。
店先で抹茶と和菓子を食べながらお店の前にある楓の木や朱色の鳥居をみながらほっこりするのも贅沢な時間です。
江戸時代から変わらず出されているお菓子がこちら。
一服しながら、女将さんと少しお話をしました。
お店の前にある紅葉は平年より比べて早く色づいているとの。
この辺りまで来ると観光客は少なくなり、日本人よりも逆に外国人の方が多くこられるようです。
店先に菊がありましがた、この菊は大覚寺より特別に分けていただいてりるそうです。
茅葺きの建物を背景に一服しながら写真をとると、そこは江戸時代にタイムスリップしたかのよう。
つたや
平野屋のすぐ下った場所にあるのがこの「つたや」。茶店として愛宕山を登る人をもてなしていました。
昔は保津川で採れる鮎を遠くから京都まで天秤棒で運んでいたため、水の入れや休憩が必要でした。
そこで新鮮な鮎を愛宕山に登る人に提供したのが始まりだと言われています。
茅葺きの建物に価値があり多くの経済人や著名人に愛されてきた料亭でもあります。
通常コース料理は¥15,000からあるのですが、時期限定のお昼ミニ会席が手軽で人気です。
秋のミニ会席4,800円 胡麻豆腐・松茸土瓶蒸し・子持ち鮎の焚合せ・松茸御飯・季節のデザート
平成元年行われが客室建替えの際には数寄屋造りで世界で一番の大工である中村外次が「松の座敷」「梅の座敷」を建築。
昔から変わらない風情ある茅葺きの佇まいは、あなたの京都の旅をいっそう価値ある旅にしてくれそうです。
化野念仏寺
空海(弘法大師)が五智山如来寺を建て野ざらしの遺骸を埋葬し、のち法然が念仏道場としてから今の寺名に改めた。
本堂は1711年(正徳2)寂道上人の再建。
この化野念仏寺ですが、先程紹介した「愛宕念仏寺」とは異なりますので、注意が必要です。
特に、嵐山観光が初めての場合は混乱します。
そのむかし、この一体は野ざらしにされた死体が多くあったようで、昔ですがら名前もないような人が沢山あったようです。
秋には紅葉の穴場スポット!!
明治中期に地元の人々の協力を得て集め、賽の河原に模して「西院の河原」と名付けられました。化野念仏寺の奥には整備された竹林があり、無縁仏の横を進んでいくと、綺麗に手入れされた竹林を抜ける階段があります。
人気の竹林は観光客が多くゆっくり写真を撮ることができませんが、ここでは、比較的人も少ないのでこのような写真を取ることができました。
千灯供養(せんとうくよう)
毎年8月に、念仏寺境内の西院の河原にまつられている数千体の無縁仏にろうそくを灯し、供養する宗教行事。
無縁仏を供養するのに灯したろうそくの火は辺り一帯を照らし幻想的世界へとあたなを誘います。
こういった供養が京都市内では行われており、いつもと違う旅を過ごせるかもしれません。
奥嵯峨鳥居本
平野屋・つたや・化野念仏寺などのエリアを奥嵯峨鳥居本といい愛宕神社の門前町として発展してきた町並みです。
藁葺きの建物・農家風民家・町家風民家などの雰囲気ある町並みが残っています。重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
祇王寺
平家物語に登場する「悲恋の尼寺」祇王寺は私がお勧めする場所。
院は嵯峨野大覚寺の搭頭寺院であり、平清盛の寵愛を受けた祇王が余生を過ごした尼寺。
苔が見事な場所で1200年という歴史を感じます。
悲恋の尼寺として女性に人気の寺院となっていますが、私にとっては悲恋話より絶好の撮影ポイントとして注目。
見事な苔がびっしりと地面の青苔は本日も活き活きしており今は緑一色ですが11月には赤一色となります。
格調をかねそなえた菊が大覚寺「門外不出」の嵯峨菊。
嵯峨菊は、嵯峨天皇がその気品ある姿と香りを好まれ、この独特の古代菊を、永年にわたり王朝の感覚を持って育成し、一つの型に仕立て上げられたとか。
日本で唯一の髪の神社|御髪神社
髪の毛が薄い人だけではなく、髪の美容と健康をお願いしに女性の方にも人気です。
日本で最初に髪結をした藤原采女亮政之が(ふじわらうねめのすけまさゆき)神様となっています。
ハゲの人(頭の髪の毛が少ない)や、女性では美しく髪になりたい人たちが訪れる神社として有名。
境内はある絵馬には数多くの著名人の絵馬が飾られており、色々なお願い事が書かれていました。ハリウッドスターのニコラス・ケイジの絵馬も飾られていましたが、本当でしょうか?(笑い)
ニコラス・ケイジ:髪の毛が伸びますように
森脇健児:髪の毛がいつまでもありますように
モト冬樹:髪の毛が少しでも残りますように
アンジャッシュ渡部建:もし禿げるとしたら、オシャレなハゲの方でお願いします。
など、有名人の方もお悩みが多いようです。
竹林
バスの乗って効率よく嵐山観光を進めてきましたが、ようやく皆様お待ちかねの竹林です。
渡月橋から京都バスで嵯峨嵐山エリアの奥から順番に下って来ました。
やはり、人気スポットだけあって世界から多くの外国人の観光客で賑わっています。
通常なら急な坂道を登って行かなくてはなりませんが、効率よく観光しているわけですから、竹林の下り坂を下って楽々です。
嵐山の人気スポット竹林、朝の8時ぐらいはで観光の方はいませんが(10時ぐらいから混雑します)。
朝の時間の早い頃でしたがこの道(一方通行)をタクシーが通っていたのにはびっくりしました。
皆さん写真を撮ったり自撮りをしたりと満喫している様子があちらこちらで見られます。
京都を代表するスポットですので、しっかりと写真を残してSNSなどに投稿して自慢しましょう。
野宮神社
竹林を下った場所にあるのが野々宮神社。
「縁結び」や「パワースポット」として有名で神社内にある神石「お亀石」をなでながらお祈りすると一年以内に願い事が成就すると言われています。
英語で案内がないために、外国人観光客はほとんど何が書いてあるかわからずに通り過ぎてしまいました。
なかでも女性に人気で恋愛成就にご利益のあるお守りを求めて多くの参拝者で賑わいます。
せっかく、京都まで来たのだからそのお願い叶うといいですね。
また、この鳥居が珍しく日本最古の鳥居の形式だと言われています。
くぬぎの木を剥がないままで使用している「黒木鳥居」全国でもあまり聞きません。
世界遺産の天龍寺
世界文化遺産でもあり2016年の「そうだ、いこう京都」の舞台となった天龍寺。
曹源池庭園(そうげんちていえん)は約700年前のとほとんど変わっていない風景を楽しむことができます。
日本で初めての史跡・特別名勝指定されており池泉回遊式庭園で、大堰川を隔てた嵐山や庭園西に位置する亀山を取り込んだ借景式庭園でもあります。
この庭には色々な意味合いが込められてますが、詳細は公式ページをご覧ください。
京都にはこのような立派な庭が数多くあり、それそれに深い意味が込められており、興味をそそりますね。
天龍寺には庭園受付・庫裏受付・北門受付の3ヶ所あるようですが、今回は道順のとおり北門から入っていき、庭園受付から出ていく感じに進みます。最後まで、効率を求めます。
いかがでしょうか。
嵐山の駅周辺の人気スポットは混雑する場合が多く、竹林へいく場合などは急な坂道で体力が消耗します。
ところが、京都バスを利用して嵐山の北側から回ることで、混雑を避けていきます。
ここまで効率よく行ける嵐山観光モデルコースを紹介してきました。
観光スポットを効率よく巡ることで時間や気持ち的に余裕が出てきます。
駆け足での嵐山観光ではせっかくの気分も台無しになるかもしれません。
その他の嵐山観光スポット
嵐山観光を効率よく観光するポイントを抑えることで時間や体力にも余裕ができます。
余った時間で自分の興味のある他のスポットを楽しめるわけです。
食事やボートに乗ったり、最近新しくできた美術館に行ったりできます。
先程紹介した観光スポット以外に嵐山を楽しめる場所を紹介します。
大河内山荘
映画俳優大河内伝次郎が作り上げた庭園は、高台にあるので京都の市内を一望できます。
私の記憶が確かなら、京都タワーが見えるはずです。
入場料は1,000円ですが、混雑した竹林を避けて少しほっこりしたい場合にはお勧めの場所と言えます。
西芳寺 苔寺
こちらのお寺は苔が見事なお寺です。
あのアップルのスティーブ・ジョブズも好んで足を運んだとのことです。
しかし、こちらは往復はがきによる事前申し込み制となっており申込みが必要です。
実は私も苔寺へは行ったことがありません。
写経体験つきの拝観申込は電話やインターネットで予約するのではなく、「往復はがき」で申込を行います。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
松尾大社
秦氏に関係がある松尾大社。
酒造については秦一族の特技とされおり名前に「酒」のという字の付いた人が多かったことからお酒に関して密接な関係があったようです。
室町時代末期以降、お酒の神様として伝わるようになったとか。
京都の有名なお酒として皆様知っているお酒のメーカーといえば月桂冠・黄桜・松竹梅 などが有名ですね。
敷地内の庭は現代庭園学の泰斗・重森三玲(しげもりみれい)が長年研修して作られた庭です。
建設期間1年、総工費1億円かけて、昭和50年に完成しました。
私の好きな嵐山の場所
渡月橋の東側を北に500メートルほど上がったところに私の好きな場所があります。
川沿のこの場所は「保津川下りの終着場」の300メートルほど上流にあります。
緑が深く、夏には辺り一面緑におおわれ、秋にはもちろん紅葉色に包まれます。
この場所でのんびり川を見ていると、何分かの間隔で船が出ています。
それはこの上流にある「星のや京都」の送迎の船です。朝のチェックアウト時間や昼過ぎのチェックイン時間になると頻繁に見ることができます。
なんか いい感じです。
早朝に散歩するにはいいんじゃな~いでしょうか。
清涼寺 嵯峨釈迦堂
こちらはあまり知られていなのではないでしょうか。
京料理・ゆどうふ 清凉寺 竹仙
清涼寺の中にあるお店で「湯豆腐」や「おとうふ料理」が食べられます。
またお土産にぴったりの「そのままで味わえるおダシ入りの胡麻豆腐」は人気で全国から買い求めに京都にくるのだとか。
嵯峨豆腐 森嘉のひろうす
歴史あるお豆腐屋さん。
清涼寺の入り口の右側にあり嵐山周辺のお寺さんやお店やさんではこちらのおとうふを使用しているという話をよく聞きます。
テイクアウトも可能で「がんもどき」「あぶらあげ」などもお店の前で食べられます。
ここの「ひろうす」はおいしく揚げたてに塩をふって頂きます。
シンプル・イズ・ベスト まさに絶品です。
アラビカ京都
こちらでコーヒーを買って川を見ながら紅葉を見ながらなんていいですね。
また営業開始時間が8:00からですのね、朝の散歩のときに私は利用します。
嵐山花灯路
嵐山花灯路は20日まで。
キモノフォレスト
滝口寺
このお寺は、平重盛家臣・滝口入道時頼と建礼門院の侍女・横笛の悲恋の舞台となったお寺で本堂には横笛と滝口入道の比翼の木像が安置されており、参道には横笛の歌石がひっそりと立っています。
すごく、素朴でひっそりとしてこの場所だけ時間が止まっているのと錯覚するほどです。
心も体もリフレッシュできましたので、休み明けの仕事も頑張れそうです。
トロッコ嵐山駅
トリップアドヴァイザーで人気のトロッコ列車は外国人の方にも大人気です。
紅葉や桜のシーズンは特に美しく、トロッコ列車から見る保津川と桜の景色はとても綺麗です。
かれこれ30年前ほどの話ですが、今でも覚えています。
小学生のころ地域の行事でトロッコ列車を乗りに行きました。
桜のも終盤のころ、晴天だった当日は少し風が強かったことを覚えています。
トロッコ列車が桜の木々の横を通過しようとした時、強い風が吹き辺り一帯の桜吹雪。
映画やPVで出てきそうな幻想的な景色をいまでも覚えています。
それ以来、一度も乗っていませんが、ライトアップはとても良いそうなので、再度チャレンジしてみようかと思います。
その昔JRが走っていたあとをトロッコ電車が走っています。
線路も複線ではなかったので行き違いのため、よく列車が停まったものです。
京都駅に行くのに今では早くなりましたが、そのむかし、トロッコ列車が走っていた線路を通るわけですから、かなりの時間がかかったことを記憶しています。
阪急嵐山駅
大阪から嵐山へ行くには阪急が便利です。嵐山の中心より少し離れていますが、鈴虫寺や地蔵院に行くには便利です。
星のや京都
一度は行ってみたい星のや京都は嵐山渡月橋渡った場所から船でホテルまで移動します。
これだけで、価値がありますよね。
宿泊するのであれば船での送迎となります。
紅葉のシーズンなどは船から望む嵐山の紅葉は素晴らしく価値があります。
私も船の後ろに立って船から大垣川の紅葉をみてみたいものです。
セレエブな気分を味わえます。
渡月橋から「星のや京都」までは船以外でも行けるのですが、川沿いの細い道を通って行かなくてはなりません。
徒歩、もしくは自転車での移動となります。
この道を進んでいくと、もちろん「星のや京都」があるのですが、その手前の河原で景色を楽しむのもおすすめのです。
混雑している渡月橋周辺とは違い、静かな景色が愉しめます。
また、うしろの山はい猿のいる山で時々ニホンザルが川まで遊びにくることもあります。
紅葉・桜のシーズンには茶店も出ているのでゆっくりできます。
嵐山オルゴール博物館
嵐山オルゴール博物館の一階にある赤い靴というカフェは世界的にも珍しいオルゴールカフェです。
情緒たっぷりのいかにも京都というスポットです。オルゴールの沁み渡る音色を聴きながら、ドリンクやスイーツを食べることができるので、まさに秋のデートにぴったりです。
癒されますし、心が温かくなるお店です。
京都丹波ワインなどもあるので、とても充実した時間を過ごすことができます。
鈴虫寺
嵐山には渡月橋や竹林など多くの観光スポットがありますが嵐山の穴場スポットといえば、珍しいわらじを履いたお地蔵さんがいらっしゃる「鈴虫寺」。
嵐山から京都バスで約15分の場所にあり、幸福の御守りを握りしめながらお地蔵さんに願い事をすると必ず願いが叶うという噂が広まり、地方から訪れる人が多いお寺です。
鈴虫寺という名前の通り、お寺には鈴虫がたくさんいてキレイな音色を奏でくれています。
その音色を聞くだけで癒されて気持ちが穏やかになります。
大人気の鈴虫寺は外せないでしょう。
なんていったって「願い事を一つ叶えてくれる」んですから。
内容は色々WEB上で出ているのでここでは詳しく説明しません。
嵐電で愉しむ路面電車
嵐電で嵐山へも行けます。
路面電車ですので、風情ある京都の旅ができます。
嵐電とは京都の市街地の中をゆっくりと走る路面電車です。
京都市民の足として親しまれています。
そういう私も、雨の日の保育園の送り迎えにこの嵐電をよく利用します。
私にとっても必要不可欠といえます。
嵐電はもう少しで100周年を迎えるとのことです。
時間に余裕がある方は嵐電を利用して嵐山へ行く方法もあります。
京都に路面電車が走っているのはご存知でしたでしょうか?
「四条大宮」から「嵐電嵐山」までの路線があります。
途中に様々な観光スポットがありますので、途中下車をして観光するのもいいですよね。
京都駅北側のバスターミナルから市バスで四条大宮までいきます。
そこから嵐電に乗車します。
この四条大宮には餃子で有名な王将の1号店があります。
また、ヤオイソのフルーツサンドもこの四条大宮にあります。
時間がある方はぜお立ち寄りください。
その昔、西の玄関口と言われていた四条大宮の周辺には近頃京都ではホテルの建設ラッシュでインバウンド(外国人向けの宿泊施設が)この四条大宮周辺に建設されています。
ここの立地はとても良く、嵐電にのって嵯峨嵐山や金金閣寺、市バスに乗って清水寺などにも行きやすく京都の中心と言った感じの場所です。
では、嵐電にのってレッツゴーと言いたいところですが、ここで注意してほしいのが、嵐電1日乗車券をかならず買いましょう。
◆四条大宮
10分ほど歩いたところに新撰組が駐屯としていた八木邸や壬生寺がります。
芹沢鴨が暗殺された八木邸には今も当時の刀傷があり、見学できます。
毎年7月16日には新撰組異例供養祭が行われます。まさに新撰組の聖地といえますね。
◆山ノ内駅
ここの駅のホームはとっても危険、日本一危険なホームといっての過言ではありません。
京都でも有名なパン屋の「志津屋」の本社のこの山ノ内にあります。
私の大好きなパンは「クリームパン」「カスクート」ですね。
◆太秦天神川駅
この駅は嵐電と京都市営地下鉄「太秦天神川駅」との乗り換えの場所です。
駅に隣接して京都市右京区役所もあります。
また近年京都の亀岡にあった大学の「京都学園大学の太秦キャンパス」も建設されました。
もともとの敷地は京都市が管理する「山ノ内浄水場」跡地に建設されたようで、その他にも「大和学園」や「京都市下水道局」「太秦病院」などが現在建設中です。
◆蚕ノ社駅
蚕の社は三本の鳥居があることで知られています。
嵐山の温泉スポット
嵐山には、温泉が楽しめるスポットが3ヵ所あります。
1つめは、京福電鉄の嵐山駅のホームにある足湯。
2つめは、渡月橋近くの和cafeひゅーめの足湯。
こちらからは足湯に浸かりながら渡月橋を眺めることができます。
3つめは、阪急線の嵐山駅から徒歩2分の場所にある風々の湯です。
こちらは日帰り温泉が楽しめる施設で、内湯で温泉が楽しめるほか、露天風呂やシルキー湯、サウナなどもあります。
こじんまりしていますが、空いていることが多いので、散策の疲れを癒しにのんびり寄ってみるのもおすすめです。
嵐山モンキーパーク
嵐山での食事情報
嵐山でランチを食べようと思っても、行列が出来ていて並ばないと入れないお店ばかりということがよくあります。
そんな時は、渡月橋近くにある和cafeひゅーめの奥にあるカジュアルイタリアンのトラットリア ヒューメがおすすめです。
ガラス張りで明るく、天気の良い日にはテラスで食事をすることもできます。
おすすめは、前菜3種盛・パスタ・デザートに自家製パンの食べ放題が付くパスタランチ。
パスタは3種類から選ぶことができ、ドリンク付きにすることもできます。3日前までの予約なら、シェフ自慢の料理が並ぶスペシャルセットもおすすめです。
鹿王院駅から徒歩1分の場所にある鶏料理店の「こころ」。
カウンター席がメインの小さなお店ですが、ジャズが流れる隠れ家風のおしゃれな空間で、焼き鳥を始めとしたさまざまな鶏料理を食べることができます。
もちろんお酒も種類豊富に揃っており、運がよければ、京都でも幻の鶏といわれる七谷地鶏が入荷することもありますので、もし入荷している日だったらぜひ食べてみてください。
せっかく京都に来たのだから京都らしいモノをという方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は候補を3つ程あげさせていただきます。
最高贅沢として「嵐山吉兆」※要予約
昼食限定特別料理(お一人さま)
43,200円 (税サ込)
八寸・煮物椀・造里・箸休・焼物・焚合・御飯・果物・菓子
場所はしっているのですが、行ったことはありません。お店の前は何度も通っています。
・うなぎ廣川
・松葉嵐山
・平野屋
嵐山公園展望台
竹林を抜け嵐山公園展望台へ、保津峡の絶景を見る事が出来ます。
晩秋の頃は山全体が紅葉しなんとも素敵な場所となります。
写真中央の川沿いにある建物は「星のや京都」です。
星のや京都へは通常渡月橋を渡った所から船がでて宿泊施設まで送迎してくれます。
嵐山にスターバックスはあるのか?
答え:ありません
京都四条通ヤサカビル店
LAQUE四条烏丸店
京都Porta店
京都タワー サンド店
からすま京都ホテル店
京都マルイ店
京都リサーチパーク店
TSUTAYA 京都リサーチパーク店
京都二寧坂ヤサカ茶屋店
嵐山にはありませんので今後嵐山にスターバックスができると良いですね。
でも、嵐山周辺は夜になると開いているお店も少なく、人通りも少ないので難しいかもしれません。
嵐山花灯路の時は無料でスターバックスのコーヒーが振る舞われていましたが、出店となると分かりません。
車に注意しよう
カメラを撮影しながらの移動は非常に危険です。
嵐山のメインストリートには交通渋滞やバスが往来します。
途中、ヒヤリとする危険な場面に遭遇することもありました。
せっかくの旅行ですので怪我なく帰宅したいものです。
外貨両替もあるのか!!
嵐山公園の一角に、外貨両替がのぼりがありましたが、需要があるのかなんとも不思議に思いました。
店舗によっては現金オンリーといったお店もあるようですが、世界がキャッシュレス社会となっているのに現金オンリーでは販売機会を失っているのではと感じました。
ウエディングフォト
秋も深まるさなか、強い風が吹く中ウエディングフォトを撮っている外国の人がいました。
この嵐山は特に、外国人に人気のスポットであり、こういった撮影していることもしばしば見られます。
食べ歩き天国の嵐山
嵐山周辺を歩いていると、あちこちでソフトクリーム・コロッケ・ドーナツなど食べながら歩いている人をみます。
そうなんです、嵐山にはこういった歩きながらたべることができるフードが一杯売られています。
なかでも人気なのが中村屋のコロッケ。
観光で歩いていると小腹が減ってくるもので、昼食までお腹が持たないこともしばしばですが、決して食べすぎないように注意が必要です。
豪華な昼食を予定している場合は、しっかりと考えてから食べるようにしましょう。
レンタサイクル
観光する上で嵐山を観光する上で大切なのが「レンタサイクル」です。
嵐山といっても広いですので自転車で周遊するのがベストでしょう。
大覚寺・清凉寺・鈴虫寺・二尊院・祇王寺などを目的としている場合は自転車のほうが便利です。
私も写真を撮りに嵐山に行く場合はほとんどが自転車で行きます。
レンタサイクルは一度嵐山を観光し、地理感を知っから活用すると楽しく嵐山観光ができると思います。
初めての場合はおすすめしません。
コインパーキングはあるが、車はお勧めできない
11月23日前後の紅葉シーズン、嵐山周辺は観光客の車で渋滞します。
車で嵐山へ行こうと検討されている場合は注意が必要。
特に駐車場が少ないので、グルグル回って探すと時間がかかり大変。
道もメインストリート以外は非常に狭く、運転するのに気を使います。
3つの最寄り駅【阪急・JR・嵐電】
嵐山は3つの私鉄があり、交通アクセスが良いのも人気の理由かもしれません。
大阪からであれば「阪急電車」
京都駅周辺からであれば「JR嵯峨野線」
京都市内の大宮・二条エリアからであれば「嵐電」
嵐電であれば嵐山観光の次に行く龍安寺や金閣寺へもスムーズに行くことができます。
まとめ 嵐山観光について
京都観光の拠点となる京都駅から嵐山へは市バスで行くと、なんと60分以上もかかります。
京都市内の西側に位置している嵐山へはJRが便利です。
よくあるのが、京都観光には市バスが便利と聞いたので、すべての移動に市バスを使うと失敗してしまいます。
ケースバイケースで市バス・タクシー・地下鉄・私鉄・JRかをうまく選択して効率よく観光しましょう。
多くの観光客が渡月橋を見たあとは竹林などの有名スポットへ向かいます。
しかし、人人人・・・、観光シーズンであれば混雑して効率的な観光ができません。
山の北に位置する愛宕念仏寺から下って竹林エリアに向かう裏ワザ的なコース。
愛宕念仏寺から渡月橋までずっと下り坂で楽々です。
嵐山北側は観光客も少なく京都らしい雰囲気をゆっくりと満喫することが可能です。
渡月橋から愛宕念仏寺へ行けるバスがあります。
スマートフォン片手に観光スポットを往来するのもいいのですが、いちいちスマートフォンで検索するのは少し手間がかかります。
紙の観光マップを持っていれば現在地と次の目的地が一目瞭然です。効率よく嵐山観光するためには便利です。
その中でも特にお勧めなのが愛宕神社へ通じる参道を歩くことです。
愛宕神社へ通じる参道の街並みは一見の価値があり、今まで見たこともないような風景が広がっています。
特に嵯峨鳥居本の街並みはとても素晴らしいので、それを見ることができただけでも感動してしまいます。
また茅が美しい農村風景の街並みも見ることができますが、茅葺の民家は今ではなかなかないのでそれを見ることが出来ただけで着てよかったと言う思いにしてくれます。
京都府で有数の観光スポットである嵐山は1年間を通して数多くの観光客が訪れる嵐山。
ガイドブックで紹介されている場所は有名な場所ばかりですが、嵐山を流れる桂川の中洲にある「琴ヶ瀬茶屋」は手漕ぎボートでしか行くことが出来ない茶店で知る人ぞ知る穴場です。
この茶店に行くには、渡月橋下の貸しボート店を利用しないといけません。
秘境を探索する遊び心と名物の三色団子とお茶を味わいながら嵐山観光をお楽しみ頂けます。
2015年の京都の紅葉は全体的に不調となっていますが特にその傾向が強く出ているのが嵐山、例年で有れば錦秋となる嵐山ですが今年の嵐山は色が着かずに終ってしまいそうです。
過去の話になりますが、嵐山周辺では芸能人などのオフィシャル・ショップがありましたよね。
ビートたけしの元気が出るショップや、梅宮辰夫のたっちゃん漬けなどでしたが、今では残っておりません。バブルの時に流行しましたが…。といっていると年齢がバレてしますよね。
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